健康で文化的な最低限度の生活:第3話 母子家庭で不正受給が発覚 思い悩んだ吉岡里帆は…

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第3話のシーンカット=関西テレビ提供
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連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第3話のシーンカット=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第3話が31日、放送される。生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡さん)が担当する母子家庭の日下部家に不正受給が発覚。日下部家は、長男で高校生の欣也(吉村界人さん)が、母・聡美(江口のりこさん)に何も言わずにアルバイトをしていた。えみるは日下部家に向き合うのだが……。

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 欣也のアルバイトが原因で日下部家の徴収額は60万円になってしまっていた。聡美は、ミュージシャンを夢見る欣也がギターやCDに大金をつぎこんでいたことに怒り心頭。母を気遣ってアルバイトしていた欣也も徴収に納得がいかないと激しく怒り、ギターをたたき壊してしまった。

 数日後、日下部家の話を聞いた京極大輝(田中圭さん)が、欣也のために使わなくなった古いギターを持ってくる。えみるはこのギターが日下部家の問題に向き合う突破口にならないかと考える。欣也はギターをたたき壊した日以来、家に帰っていなかった。半田明伸(井浦新さん)から、欣也との信頼関係を築くことが先決だと言われたえみるは、早速、京極のギターを持って日下部家を訪ねるが、聡美は「音楽とかやってる場合じゃない」と厳しい口調になり、話し合いは険悪なムードに。

 その晩、七条竜一(山田裕貴さん)に誘われ、栗橋千奈(川栄李奈さん)らと食事をしたえみるは、帰り道に、欣也が路上ライブをしていたことを思い出して駅へと向かうが、欣也の姿は見当たらない。同じころ、家を飛び出した欣也を探していた日下部家の次女のリナ(瑞城さくらさん)は、欣也がかつての不良仲間のバイクに乗っているところを目撃する……というストーリー。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で柏木ハルコさんが連載中のマンガが原作。新人ケースワーカーのえみるが、何らかの事情で生活に困り、生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿とえみるの成長を描く。

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