俳優中村倫也(31)が4日、東京・福家書店新宿サブナード店で、写真やインタビューなどを収めた作品集「童詩(わらべうた)」(ワニブックス)発売を記念し、握手会を行った。

 13年からの5年間で撮影した、写真設定上の“役柄”になりきった自分の写真や、15万字のインタビューが掲載されている。全208ページで、重量は何と1キロ弱という大ボリュームだ。「アーティストさんでいうところのベストアルバム。皆さんに、一緒に棺おけに入れていただけたら」と、こん身の1冊をアピールした。

 放送中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に出演するなど、着実に活躍の幅を広げている。街中で声を掛けられることも増えたというが、「こないだ『中村みちやさんですか?』と聞かれました。頑張らなきゃと思いました」と、名前の「ともや」を「みちや」と間違われたエピソードを披露して、笑いを誘った。

 インドア派で、自宅ではハムスターを飼っている。最近は、ハムスターに夢中で仕事に遅刻しかけたことがあったという。「脳みそが小さい」ところがツボのようで、「回し車って、走るために置いてあるのに、横からのぼって、ぐるんと重力でひっくり返る。『この子は俺よりバカだな、かわいいな』と思います。困ったもんです」と“親バカ”ぶりを見せつけた。

 インドア派だが、30代は「キャンプ、釣り、ゴルフ」などのアウトドアアクティビティーを楽しみたいという。「誰か教えてくれる人を捕まえて、やりたいと思います!」と宣言した。

 理想のタイプは「好きなものを一緒に楽しんでくれる人」「落ち着いている人」といい、「子どもは好きなので、子どもは欲しいです」と将来の自分に思いをはせた。