初期の肺がんであることを発表した落語家三遊亭円楽(68)が30日午前、東京・新宿の芸能花伝舎で開催された「芸協らくごまつり」のオープニングセレモニーを欠席した。

関係者によると、午前中は病院の健診があり、午後から参加するという。同2時半から行うトークショー「追悼 桂歌丸を偲ぶ~一門トーク~」には予定通りに出席する見込み。

桂米助(70)は「そういえば、結構せきをしていた」と心配していたが、病気を知った直後にメールを送ったという三遊亭小遊三(71)は「本人は、こんな大事になるとは思わなかったと言っていた。初期の肺がんだから大丈夫」。春風亭昇太(58)も「これから嫌なことがあったら、病気を理由に『御免』と断ると話していました」とジョーク交じりに説明をした。

米助は、円楽の病気を知って「すぐに人間ドックを予約した」と明かした。

円楽は28日に所属事務所の公式ホームページで病状を発表。10月4日から11日まで入院し、退院翌日の12日から仕事復帰する予定になっている。