注目アニメ紹介:「風が強く吹いている」 三浦しをんの駅伝小説をアニメ化 “箱根”目指す青春物語

テレビアニメ「風が強く吹いている」のビジュアル (C)三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会
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テレビアニメ「風が強く吹いている」のビジュアル (C)三浦しをん・新潮社/寛政大学陸上競技部後援会

 直木賞作家の三浦しをんさんの小説が原作のテレビアニメ「風が強く吹いている」が、2日深夜から順次放送される。箱根駅伝に挑む大学生たちの青春ストーリーが描かれる。「攻殻機動隊 新劇場版」「ジョーカー・ゲーム」などの野村和也さんが監督を務め、プロダクションI.Gが制作する。

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 寛政大学4年の清瀬灰二(ハイジ)は肌寒い3月、類いまれな走りを見せる蔵原走(カケル)に出会い、下宿の竹青荘に半ば強引に住まわせる。ハイジには夢と野望があった。高校時代にケガで挫折したものの、駅伝の最高峰・箱根駅伝に出て自分の追求する走りを見せたい。それを実現するための強力なけん引者として、カケルが目の前に現れたのだ。

 竹青荘は、特異な才能に恵まれた男子学生の巣窟だった。大学に5年在籍しているヘビースモーカーのニコチャン先輩(平田彰宏)、双子のジョージ(城次郎)とジョータ(城太郎)、実家が山奥にある神童(杉山高志)、金と時間の全てをマンガに捧げる王子(柏崎茜)ら個性豊かな面々をハイジが脅しすかし、奮い立たせて鍛え上げる。たった10人で身体能力と精神力の限界を乗り越え、「箱根」を目指す姿が描かれる。

 テレビアニメ初主演となる大塚剛央さんがカケル、「ユーリ!!! on ICE」などの豊永利行さんがハイジを演じるほか、内山昂輝さん、入野自由さんらが声優として出演する。放送は日本テレビ、読売テレビほか。

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