宮沢りえ(45)佐藤二朗(49)が4日、都内で、映画「ルイスと不思議の時計」(12日公開)特別試写イベントに出席した。

同作日本語吹き替え版で宮沢はケイト・ブランシェット演じるエリート魔女ツィマーマン、佐藤はジャック・ブラック演じるポンコツ魔法使いジョナサンを担当している。

宮沢をエスコートした佐藤は、「宮沢りえさんをエスコートできたので、その思い出を胸にこれから頑張っていきます」と話し、会場を笑わせた。

佐藤はポンコツ魔法使いの役にちなんで、マジックを披露した。現在の佐藤の写真を箱に入れ、“時間を戻す”マジックに挑戦した。結果は、顔は大人のままで体が赤ん坊というグロテスクな人形になり、“ポンコツ”ぶりをうかがわせた。佐藤は「怖いという感想しか出てこない」と困惑し、宮沢は「結構衝撃的ですね」と苦笑した。MCの「このまま写真を」に、宮沢は「これは何の記念なんですか」と素朴な疑問を口にしていた。

最後に佐藤は「それぞれが負を抱え、圧倒的な力に挑む物語なので、性別年齢を問わず誰もが楽しめる作品です」とアピール。宮沢は「皆さんが、時がたった時に『今日に戻りたい』と思ってもらえるような、すてきな作品になっていると祈ってます」とほほ笑んだ。