パティシエとしても活動するモデルの長谷川理恵(44)が、東京・丸の内で開催中の「東京味わいフェスタ2018」(5日から7日まで)に、自身が手掛けるヴィーガンスイーツの専門店「patisserie Rie」を出店している。

「ヴィーガン料理」とは、動物の肉や魚介類、乳製品などを一切使用しない料理のこと。6日、取材に応じた長谷川は、乳製品アレルギーをもつ息子に「みんなと同じようにお誕生日ケーキを食べさせてあげたい」との思いで、昨年春ごろからヴィーガンスイーツを作り始めたと明かした。

「息子がアレルギーじゃなかったら関わらなかった世界」と話すが、ヴィーガンスイーツを極めていく中でさまざまな人の目に留まり、今回の初出店が決まったという。

この日用意したメニューは、豆乳ホイップクリームと豆乳パンで作ったフルーツサンド「SOYクリームサンドイッチ」と、アーモンドミルクで作ったソフトクリームを乗せた「ぶどうと梨のヴィーガンソフトパフェ」の2品。アレルギーをもつ人だけでなく、美容や健康を意識している人でも気兼ねなく食べられるところがポイントだという。

まさか店を出すとは思っていなかったという長谷川だが、「まだたくさん食べてもらいたいものがある。アップルパイとかサンドイッチとか、基本的なものもおいしいんです。世の中に出したいですね」と、ヴィーガンスイーツの普及に意欲を見せた。