和田アキ子(68)のデビュー50周年を記念した「WADA FES(ワダフェス)~断れなかった仲間達~」に、竹内涼真(25)が出演した。今をときめく人気俳優の登場に会場はザワつき、黄色い歓声に包まれた。

日本武道館で2日間にわたり行われた公演には、豪華アーティストが集結した。17日の初日には加山雄三(81)鈴木雅之(62)TUBE前田亘輝(53)クレイジーケンバンド横山剣(58)氷川きよし(41)など。2日目にはX JAPANのToshlやGACKT(ガクト)、DA PUMP、氣志團などが出演し、ステージを彩った。

2日目の18日に登場してひときわ黄色い歓声を浴びたのが竹内だ。MCを務めたさまぁ~ずに呼ばれて登場すると、イベントタイトルにかけて「『断れなかった』んじゃなくて、『決まってた』んです!」と話して、笑いを誘った。

和田のステージにも出演し、「笑って許して」をデュエットした。さらにはサックスの武田真治(45)も加わり、竹内が和田のコンサートで聴きほれたという、マーク・ロンソンの「UP TOWN FUNK」を3人でセッションした。

大学までサッカーに打ち込んでおり、俳優界きってのスポーツマンで知られる竹内だが、実は歌も得意。テレビ番組でもたびたび、その美声を披露していた。

大きなステージに立ち人前で歌うのは初めてだという竹内。大ベテランと並んで「緊張してます」と言いつつも堂々と歌い上げ、大きな拍手を浴びていた。

また「NHKホール(でのコンサート)で『あの歌かっこいいですね、いつかやりたい』と言ったよね」と話す和田にも怖じけず、「『いつかやりたい』とは言ってないです。『めちゃめちゃかっこいい』とは言いました」と応戦。2人の軽快なやりとりに、会場は大いに盛り上がった。

異色コラボにみえるが、和田と竹内は同じホリプロ所属。先輩の節目に花を添えたステージだった。それにしても、一夜限りではもったいない。