仲里依紗(29)が20日、都内で、映画「生きてるだけで、愛。」(関根光才監督)の完成披露舞台あいさつを行った。

趣里(28)が躁鬱(そううつ)を抱える女性役で主演し、生きづらさを抱える若者たちを描いたラブストーリー。仲は、趣里演じる寧子の同居人である津奈木(菅田将暉)の元カノ役で出演している。

作品のキャッチコピー「ほんの一瞬だけでも、わかり合えたら。」にちなんで「わかり合えたと感じた瞬間」を聞かれると、仲は「けっこう家族ではわかり合えてるほうだと思う」と話した。

13年に俳優中尾明慶(30)と結婚し、1児の母でもある仲。「旦那さんが仕事終わる頃かな、と思って『終わった?』って送ると、同時に『終わった!』とラインが来ることが、1回2回じゃなくてけっこうあった」と話した。

さらに「『今日何食べたい?』って聞いても返事が来なかったからハヤシライスを作っていたら、うそかもしれないけど(帰宅後)『ハヤシライス食べたかった!』って言われたり。わかり合えるってそういうことですかね?」と、夫婦の以心伝心エピソードを披露。観客からは「ヒュー!」と拍手が起こった。

舞台あいさつには仲の他に趣里と菅田、西田尚美、石橋静河、織田梨沙が登壇した。