演歌歌手永井裕子(37)が26日、東京・品川区のライブハウス「KIWA TENNOZ」で、新曲「ねんごろ酒」の発売記念イベントを行った。

前作「海峡挽歌」に続き、荒木とよひさ氏が作詞、浜圭介氏が作曲。サビに繰り返される「ばか野郎」というフレーズにインパクトがあり、来年の20周年を飾るのにふさわしい楽曲に仕上がった。

「これまでは、ご当地をテーマにしたしっとり演歌が多かったのですが、今作はイメージがガラリと変わりました。荒木先生と浜先生が私のイメージに合うようにと、気の強い女をテーマにしてくださいました。日ごろのいろいろなストレスを発散させて、『ばか野郎』と叫んでください。歌でストレスを解消するのは何も問題ないですからね(笑い)。演歌というより、ロックのテイストも感じられるパンチあふれる曲です。年配の演歌ファンだけではなく、若い世代にも気持ちよく歌っていただけるタイプだと思います」。

来年のデビュー20周年に向けて「盛り上げるためにも、新曲を代表曲になるようにヒットさせたい」と意気込んだ。