今年、結成20周年を迎えた男性デュオのコブクロが4日、大阪・御堂筋でコブクロとしては過去最大のストリートライブを開催した。

大阪市の御堂筋を舞台にしてショーやライブを行う「御堂筋オータムパーティー2018」に参加し、原点でもある大阪でメジャーデビュー曲「YELL~エール~」など6曲を熱唱した。

20年前、大阪ミナミの路上で別々に歌っていた小渕健太郎(41)、黒田俊介(41)の2人が意気投合して生まれた「コブクロ」。オープニングで小渕は大阪でのストリートライブをしていた結成当時を振り返り「あの日と同じ空を見ながらライブをできるのは幸せです」とあいさつ。

黒田は歌いながら「御堂筋!」「サンキュー、大阪!」と絶叫した。

小渕は「僕たちは別々で歌っていた。ギター1本を持って。いつでもどこで、歌える。だからこの場に呼んでいただいたのだと思います」と振り返った。

結成20年について小渕は「道端で歌っているときに黒田の声にひかれた。20年間やってこれたのは黒田の声をみんなに届けたいという思いからだった」と告白した。

最後はフロートに乗り、御堂を“パレード”。黒田は「背中合わせで歌うんですか(笑い)。フロートに乗るといろいろありますね」と笑わせた。フロートの上では結成のきっかけとなった楽曲「桜」を沿道の人々と合唱した。