お笑いコンビ「パンクブーブー」の佐藤哲夫さんが、アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(ガンプラW杯)2018」(バンダイスピリッツ主催)の15歳以上のオープンコースで日本代表候補に選ばれた。“ガンプラ好き”で知られる佐藤さんは、プラモデル好きの芸人らによる「吉本プラモデル部」の部長として活動しており、日本代表候補に選ばれるのは、2016年以来、2年ぶり。11日、ガンダムベース東京(東京都江東区)で佐藤さんが制作した「急襲敢行!」がお披露目された。
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佐藤さんは、14年から3年連続で日本代表候補に選ばれている常連で、16年には日本大会で2位に選ばれ、初入賞を果たしたことも話題になった。今年、日本代表候補に選ばれた「急襲敢行!」は、ドダイに乗るグフなどを使用して、CGイラスト風ジオラマを目指したという。佐藤さんはガンプラW杯の公式サイトで「塗装とアングルにこだわってみました! グフはHGのものをMGのVer.2.0のフォルムに近づけるように改修しています。リアルタイプのデザインにある全身のラインは、イラストっぽさを出すためにデカールを使わず手描きしました!」とコメントを寄せている。
ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年に始まり、8回目となる今年は日本、中国、韓国、タイ、シンガポール、米国、フランス、イタリアなど16の国と地域で開催。ガンダムベース東京では、日本代表候補に選ばれたオープンコース20作品、14歳以下が対象のジュニアコース10作品が公開されている。ガンダムベース東京の来場者やウェブの一般投票、特別審査員による審査によって、18日に日本代表が決定する。それぞれの予選を勝ち抜いた各国代表が、12月9日に開催予定の世界大会に進出し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。
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