【バハマ・ニュープロビデンス29日(日本時間30日)発】タイガー・ウッズ(42=米国)の基金が主催するツアー外競技「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」(アルバニーGC=パー72)初日、松山英樹(26=LEXUS)は6バーディー、4ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで74。出場18人の中で最下位だった。大会ホストのウッズも1オーバーで16位タイ。注目の2人がまさかの“逆ワン・ツー”となってしまった。

 松山は1番でバーディー発進するも2番でダブルボギー。9番パー5では2打目を池に落としてボギー。10、12番でもスコアを落とした。

 14番パー4でワンオン。15番パー5は2オンさせて連続バーディーを奪ったものの、16番ではバンカーから乗せられずにダボ。5組後ろを回るウッズが、ほぼ同じタイミングで12番パー3でトリプルボギーを叩くと、ここからは2人で最下位を争う展開となってしまう。

 17番は7メートルを沈め、18番は奥3メートルに乗せて連続バーディーのフィニッシュとするも、ウッズもその後2バーディーを奪ったため、松山が単独の最下位となった。

「アイアンはいい方向に来ている。17、18番はいいショット、パットが打てたのでそれを続けていくこと」と話した松山。成績順のペアリングでウッズと2人で回ることになった2日目にどんなプレーを見せるか。