女優深田恭子(36)が1日、都内で、「新4K8K衛星放送開始セレモニー」に出席した。

4K8K推進キャラクターを務める深田は、黄色のワンピース姿で登壇した。「昨日チューナーがきまして、(テレビを)つけたらカラーバーコードでした」と天然ぶりを発揮した。午前10時の放送開始に向けてのカウントダウンにも参加し、関係者と一緒に放送開始ボタンを押した。

無事放送がスタートすると、「今日のイベントを楽しみにしていたのでうれしく思うのと、なんだが胸をなで下ろした気分です」と安堵(あんど)を口にした。「帰って(放送を)楽しみたいと思います」とほほ笑んだ。

4K8Kの試験放送は2016年に始まった。対応テレビも世帯数の約10%の普及となっており、今後の課題はコンテンツの充実だ。19年のラグビーワールドカップ(W杯)、20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが起爆剤として期待されている。

この日、NHKは初BS4K番組として「世界初!4K南極生放送」を放送。「BSフジ4K」「BS朝日4K」「BS-TBS4K」「BSテレ東4K」はBS4K開始記念民放4社共同企画番組として「大いなる鉄路16,000km走破 東京→パリ行き」をそれぞれ放送する。