中村雅俊(67)が1日、東京・中野サンプラザホールで、中村雅俊コンサートツアー2018「ON and ON Vol.2」コンサートツアー東京公演を行った。

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、ヒロインの祖父、楡野仙吉役を演じた。約2200人のファンで満席となった会場で、1曲目が始まる前に突然楡野の声で「このショーは長いです。本人も歳取っていますけど、バンド、楽団の人たちもジジイばっかりです。セットリスト、曲目ですけど、のっけから5曲続けてあります」と話し、「できれば立って手拍子をしてくれたら、本人は五平餅をみんなに焼いてあげると言い出すぐらい有頂天になると思います」と笑わせた。

同ツアーは9月26日、愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールからスタートした。全国10カ所10公演ツアーの東京公演で、この日が9カ所目。1974年に俳優、歌手としてデビューし、その年から毎年欠かさずに行ってきた恒例の全国ツアーで、昨年のツアーで公演数が1500回を突破した。

この日、代表曲「ふれあい」「心の色」「恋人も濡れる街角」などを歌唱した。同ドラマで披露した70年代フォークの名曲「学生街の喫茶店」「あの素晴らしい愛をもう一度」などに加え、最新曲「だろう!!」など全26曲を熱唱した。

12月9日、福島・二本松市民会館でファイナルを迎える。