三代目J Soul Brothers今市隆二(32)が2日、全国アリーナツアー「LIGHT>DARKNESS」のさいたまスーパーアリーナ公演を行った。

今年1月にソロデビューし、同8月に発売した初のソロアルバムを引っさげて、初めてのソロツアーを開催中。同アルバムに収録の「CatchmyLight」などソロ曲や「R.Y.U.S.E.I.」「HAPPY」など三代目メドレーを披露。オーディション時に歌った徳永英明の「レイニーブルー」をカバーしたほか、「夜明け前」(未発表曲)を初のピアノ弾き語りで披露するなど2万2000人を魅了した。

初のツアーで、セルフプロデュースも手掛けている。「1人でステージを作る大変さを感じたり、自分が長となって、サポートメンバーやスタッフさんを引っ張っていったり、初めてのことばかりなのでとても大変ですが、それと同時にすごいやりがいを感じ、自分自身成長させていただいてます」。さらに新たな発見もあったといい「自分を応援してくださるファンの方々の年齢層なども知れたり、女性の方に多く応援していただいていますが、結構男性の方が多かったり、親子で来ている方々もいてうれしかったです」と話す。

アンコールでは、アルバムでもコラボした米国人歌手のブライアン・マックナイト(49)が出演し、コラボした「LOVEHURTS」などを初披露した。今市も「皆さんいかがですか? ヤバいっすね」と興奮。昨年、2カ月ほどロサンゼルスでホームステイもしていた。マックナイトも「自分の弟のような存在で、この場に呼んでいただいて光栄。(この日のステージも)ずっと見てました。驚きの一言で、うらやましいです。リュウジのこういう姿を見るのは初めてだけど、皆さんの愛を温かい愛を感じます」。

念願のコラボに、今市も思わず涙ながらに「本当に幸せだな…。この状況が奇跡みたいに感じて、あと2時間くらいここにいたいくらい。人生の中でも、新しいファミリーができて、かけがえのない時間でした」と振り返った。

昨年、年間のドーム公演動員数の記録を打ち立てた三代目は6月にアルバムを発売以降、それぞれの活動が中心となっていた。同じボーカルの登坂広臣(31)も、時を同じくして初のソロツアーを開催中で、先月29日に同所で行われた公演を鑑賞し「さいたまスーパーアリーナを満席にする相方の姿は素晴らしかったですし、感動しました」と刺激も受けた。

ソロツアーは、今月15~16日にグランメッセ熊本公演、同23~24日に新潟・朱鷺メッセで千秋楽公演を迎え、全国11会場22公演で合計20万人を動員予定だ。「残り数回でソロツアーが終わってしまうことが寂しくてしょうがないです。本当に全国たくさんの方々に応援していただいて、1公演1公演が最高の思い出なので、残りの公演もかみしめながらパフォーマンスしたい。来年は三代目として活発に活動しますのでぜひ期待していてほしいです」とコメントした。