文化放送定例社長会見が18日、都内で行われ、歌手氷川きよし(41)がゲストとして出席した。来年1月14日の企画「文化放送×長良グループ ジョイントRADIO!~未来につなげたい平成の名曲 電話リクエスト」に参加し、山川豊、田川寿美、水森かおり、西寄ひがしのほか、現役大学生演歌歌手辰巳ゆうととリクエストの電話受付オペレーターを務める。今年で4回目となる恒例の企画で上口宏社長が他局にないオリジナルと紹介した。

オペレーターを務める氷川は「みなさんこういう曲が好きなんだなと勉強させていただくことができる。名曲ってずっと愛され続けていくと感じるし、自分も残る曲を歌っていきたいという気持ちにさせていただける企画」と語った。

また「以前、山川さんが電話に出た時、きよし君に代わってということもあったが、いたたまれない気持ちになった」。電話の向こうで氷川と気付かれ、リスナーにはしゃがれたこともあったなど思い出も紹介した。

同企画で、氷川は同日の生放送の「大竹まことゴールデンラジオ!」のスペシャルパーソナリティーにも挑戦する。「生ですから発言に気を付ける。上品にひかえめに、たまに毒を吐きながらやります」と抱負を語った。

一方、氷川は大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」に出場する。特別企画で北島三郎や大江裕、北山たけしも出演する。氷川は「すごくうれしかった。後輩の大江君が師匠と一緒に出るのもうれしくて、大江君に電話して泣いちゃいました。北島さんが出ると華やかになる。会うたび、人柄が良く、温かい慈愛のある方と思う。北島さんの生き方、精神、人情や日本人にとって大切なものを表現する日本のスーパースターが出ることは楽しみ」と語った。また、来年は演歌を歌いながらロックも歌いたいとした。

一方、会見には、中国人歌手ロン・モンロウ(24)もゲストで出席。文化放送や同社のグループ会社セントラルミュージック、エイベックスの3社により、テレサ・テンさんの曲をカバーした「時の流れに身をまかせ」を7日にリリースした。ロンは「日本と中国の懸け橋になりたい」と語った。