阿部寛(54)主演のTBS系ドラマ「下町ロケット」(日曜午後9時)の最終話が23日に放送され平均視聴率が16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。

第1話から13・9%、12・4%、14・7%、13・3%、12・7%、13・1%、12・0%、11・5%、12・6%、15・5%だった。

作家池井戸潤氏の人気小説「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」が原作。15年放送の前作は平均視聴率が18・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同年放送のドラマで1位となった。

最終話の内容は、佃(阿部寛)と財前(吉川晃司)から、日本の農業の未来を救いたいという熱い思いを聞いた正弘(山本学)は、300年続いた自身の田んぼを、「アルファ1」の実験農場として貸し出すことを決意する。そのかいもあって、より精度の高い走行テストができるようになり、佃たちは製品化を急ぐ。

そして時間はあっという間に過ぎ、首相視察のデモンストレーションイベント当日。佃製作所のメンバーはじめ、前回のリベンジに燃える的場(神田正輝)は首相の到着を待つが、なかなか現れず、到着が大幅に遅れてしまう。それにより、首相は敵方のダーウィンのデモを見たら帰ると言い、反論する的場や財前だったが…。

なお、来年1月2日の午後9時から特別編が放送される。