滝沢秀明(36)今井翼(37)のデュオ、「タッキー&翼」が31日深夜、東京ドームで開催されたライブイベント「ジャニーズカウントダウン」で、ラストステージを飾った。

深夜0時半ごろの出番直前、2人はハイタッチした。V6国分太一(44)から「今夜が2人の最後のステージです。目に、そして心に、その姿を焼き付けてください。タッキー&翼です!」と紹介されると、ステージに登場。大歓声を浴びた。今井は、感慨深げに左胸に手を当てていた。

2人は、右手でガッチリと握手した後、ジャニーズJr.時代のユニット「FOUR TOPS」の楽曲「REAL DX」を披露した。かつて一緒にユニットを組んでいた風間俊介(35)、長谷川純(33)も、並んでパフォーマンスした。

花道からステージに戻った今井は、嵐松本潤や櫻井翔とも手を合わせていた。

その後、タッキー&翼の代表曲、「Venus」「夢物語」を続けて歌った。

今井は「みなさんもご一緒にお願いします!」とアピールし、ファンから「タッキ~!」「翼~!」とコールを浴びた。歌い終えると、2人は「ありがとうございました」と感謝した。

その後、ジャニーズ事務所の先輩、近藤真彦から握手された。滝沢は東山紀之から花束を渡され、今井はKinKi Kids堂本光一から花束を渡され、ハグされた。

今井は「これまでタッキー&翼を応援してくださって、ありがとうございます。これからそれぞれの道を歩みますが、皆さんに恩返しができるようにしっかりやっていきます」とあいさつ。滝沢は「23年間ありがとうございました。めちゃめちゃ楽しかったです。ありがとうございました」と感謝した。近藤からは「言葉が見つからないですね。長い間お疲れさまでした。2人とも選んだ道を本当に頑張ってください」とエールを送られ、それぞれ抱き合った。

その後、出演者たちと一緒に1曲歌唱した後、ラストに再びあいさつした。今井は「全ての支えに感謝します」と頭を下げ、滝沢は「さらにジャニーズを盛り上げていきたいと思います!」と誓い、ファンから大歓声を浴びた。

タッキー&翼は、02年9月に「Hatachi」でCDデビュー。昨年9月、「それぞれがスキルアップを目指した個人活動に専念する」として活動休止を発表した。デビュー16周年を迎えた今年9月に解散を発表。

今井は同月末にジャニーズ事務所を退所。滝沢は、年内をもって芸能活動を引退し、裏方に専念することを発表していた。