お笑いコンビのバイきんぐが10日、都内で映画「MEG ザ・モンスター」のDVD、ブルーレイ発売イベントに出席した。

200万年前に絶滅したはずの巨大ザメが復活し、ビーチを襲撃するパニック映画。日本でも初登場1位を記録し、全世界の興行収入は、サメ映画の金字塔「ジョーズ」を上回る、興行収入4億ドルを突破した。

小峠英二(42)は、サメと戦うジェイソン・ステイサムの劇中の姿でもある黒スーツで登場した。そり頭が主演ジェイソン・ステイサムにそっくりだったが、「ハゲてるだけですから。勝手に髪の毛が抜けていってるだけですから」と懸命に説明した。

一方、相方の西村瑞樹(41)は、巨大ザメ「メガロドン」に扮(ふん)したつもりが、体重20トン、全長23メートルというメガロドンとは似ても似つかない、 かわいいサメのかぶり物で登壇した。小峠から「さかなクンじゃねえかよ」と突っ込まれると、「今日はコンパクトにまとめてきました。実際の大きさだと、ビルを破壊しちゃいますから」と、持ち前のキレの悪いギャグで返した。

イベントには商品のポスター写真に採用された、「謎の水着美女」がサプライズゲストで登場した。独身の小峠は「今日は婚約会見になるかも」と、バラの花束を持って心待ちにしていたが、青のビキニ姿で登場したのは牧野ステテコ(39)。がっかりした上に、牧野から「ジェイソン・ステイサムに会えると言われて来たら、お前かよ。ハゲが同じなだけじゃんかよ!」と威勢良くいじられると、小峠は「ガリットチュウの福島(善成)さんが女装して来ると想像してたけど、それを下回るんじゃねえよ! 福ちゃんの方がまだ抱けるよ」と逆ギレして笑わせた。

バイきんぐと牧野は下積み時代、テレビ東京系オーディション番組「イツザイ」で共演歴があるという。一昨年の「女芸人No・1決定戦 The-W」をきっかけにブレークし、人気者になった牧野に、小峠は「昔の仲間がこうして売れるのはうれしいですよ」と喜んだ。西村も「当時からおもしろいと思ってました」と明かしたが、小峠は「西村は当時から、ガチで女として(牧野を)見てましたからね」と暴露。牧野は「やだ~! 襲われちゃうかもしれなかったぁ」と甘い声で恥ずかしがり、2人をずっこけさせていた。