来月27日に「みちのく望郷歌」で日本コロムビアからデビューする演歌歌手門松みゆき(25)が10日、都内で、意気込みを語った。

2歳の時に両親と北島三郎のコンサートを見たことがきっかけ。その後も公演に通い、演歌の魅力にはまったという。「北島さんはどちらかというと小柄な方ですが、ステージではとても大きく見えて存在感がある。公演が終わった後には、観客のみなさんが、とても前向きになって帰る姿をみて、すごい仕事だと感じたんです」。

小学生のころには演歌歌手を志し、16歳の時に作曲家藤竜之介氏に師事。内弟子としてレッスンを重ねながら、20歳のころからは第一興商のカラオケガイドボーカルを150曲以上も担当するなど、音程の正確さは折り紙付きだ。

下積み10年で、ついにデビューのチャンスを得た。デビュー曲は三味線演歌で、ステージでもその腕前を披露する予定だ。目標とする女性演歌歌手としては、藤圭子さん、八代亜紀を挙げる。「歌うかどには福来るが、私のキャッチフレーズです。日本全国を回り、福をみなさんにお分けしたいです」と抱負を語った。