俳優の原田龍二が１１日、カンテレ「快傑　えみちゃんねる」に出演し、エピソードを求められて披露したところ、ＭＣの上沼恵美子から「オチが無い」とダメ出しをされた。

　原田は「何も起こらないホテル、宿はＮＧ」と自身のこだわりについて話した。「座敷わらしが出ると言われている宿に泊まりに行って、座敷わらしによる現象が起こるのかどうかをモニタリングするというコーナーに出演していた。たいがい何か起きる」と真剣な表情で話した。原田は、ある宿の部屋に風船を敷き詰めて密閉したところ、風も無いのにひとつの風船が動く、スイッチを切ったラジコンが動くなどと自身が体験したできごとを披露。「１カ月に１回ロケに行ってる」と述べた。

　上沼が「何も起こらない宿はつまらないということなんですね」と尋ねると、原田は「何も起きないじゃないですか？」と応じた。上沼が「そんな宿は、はやらない」とし、原田が座敷わらしを呼ぶ力を持っているのではとツッコんだ。

　原田は「霊感も何もない」とし、「僕が座敷わらしのロケに行ってる時に」と新たなエピを披露。原田の妻が自宅にいて「カラン」と音を聞いた。確認に行くと、洗面所にあるはずの電球の傘がちょっと離れたトイレに落ちていたという。傘はしっかりはまっているはずなので、自然にはずれるのはおかしいと原田は首をひねった。

　上沼は「この話はリアルですね。作るんだったらもうちょっと大きく作る。真実の話ってこんなもんです」と原田のこん身のエピを「こんなもん」と一蹴。「作ると必ずオチがありますもんね。オチないもん！」と“つまらない話”とばかりに決めつけ、原田は頭をかいていた。