関脇玉鷲が14日目にも初優勝 単独トップの11勝目 白鵬が3連敗でV争い後退

北勝富士(左)をはたき込みで破った玉鷲=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
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 「大相撲初場所・13日目」(25日、両国国技館)

 12日目に横綱白鵬(宮城野)を破った関脇玉鷲(片男波)が、前頭二枚目北勝富士(八角)をはたき込みで破り、優勝争い単独トップとなる11勝目を挙げた。

 過去の対戦では3勝2敗と勝ち越している玉鷲は、立ち合いで頭から当たってきた北勝富士を冷静に受け止め、押し込んだところを上から押さえると、北勝富士がバタリと土俵に両手をついた。

 同じ2敗だった横綱白鵬(宮城野)が結びの一番で関脇貴景勝(千賀ノ浦)に突き落としで敗れ、玉鷲は14日目に対戦する前頭五枚目碧山(春日野)との一番に勝ち、3敗の白鵬、貴景勝が敗れれば初優勝が決まる。

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