第43回エランドール賞授賞式が7日、都内で行われ、志尊淳(23)葵わかな(20)田中圭(34)永野芽郁(19)中村倫也(32)松岡茉優(23)が新人賞を受賞した。受賞者に花束を贈るプレゼンターを井川遥(42)菅田将暉(25)佐藤健(29)徳永えり(30)らが務め、舞台を華やかに彩った。

同賞は優れた映像作品やプロデューサー、俳優に贈られる。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でゲイの青年“ボクテ”こと藤堂誠を演じた志尊は、「役者を志して養成所に入ってから8年、皆さんと取れた賞だと思っています」とあいさつ。同ドラマで共演した井川が花束の贈り手として登場し、「役にかける思いをひしひし感じて、集中する姿にグッと引き込まれました」と志尊に称賛の言葉をかけた。

映画「孤狼の血」、ドラマ「ホリデイラブ」「半分、青い。」に出演した中村は「身に余る賞で、恐悦至極です。うちのシャイな両親がバカみたいに喜びます」と笑顔を見せた。プレゼンターには所属事務所の後輩、菅田がサプライズで登壇。「僕の大好きな、尊敬する先輩。そんな方の晴れの日に立ち会えてうれしい」と菅田がわが事のように喜ぶと、中村は“もっと言って”とジェスチャーで表現。仲の良さをうかがわせた。

葵のプレゼンターを徳永が、永野のプレゼンターを佐藤が務めた。