秋元康氏プロデュースの女性アイドルグループ、ラストアイドルが8日、東京・原宿に期間限定オープンした「ラストアイドルカフェ」の内覧会に出席した。

カフェ勤務経験があり、「グループのカフェを開くのが夢だった」という長月翠(18)は「めちゃくちゃうれしい。普段は歌やダンスとか、パフォーマンスをお届けしているんですけど、今度は飲食物をお届けできます」と喜んだ。AKB48ファンでもある間島和奏(18)は「AKB48カフェさんにめっちゃ行ってました」と目を輝かせた。

楽曲や歌詞にかけたメンバー考案のメニューも多くあり、中でも熱心だったのは間島だ。「アンケートの用紙が足りなくて、自分で紙を足して書きました」。その成果か、7品も採用されており、「たくさん採用されてうれしいです」と喜んでいた。

お気に入りのメニューを聞かれた篠原望(22)は、ココアにマシュマロが浮いた「“チャンスは10秒”サブリミナルホットココア」を挙げた。自分が楽曲参加している2期生アンダーの楽曲「サブリミナル作戦」の歌詞「チャンスは10秒」から取ったという。マシュマロが10秒程度で溶けるはずだったが、「試飲の時はなかなかマシュマロが溶けなくて…」と、試行錯誤した裏話を明かした。

カフェのロゴは猪子れいあ(15)がデザインしたという。長月は「メンバーの意見を取り入れたり、特技もちゃんと考えてくれているカフェです。好きな人は本当に楽しめると思う。私も楽しいです」と笑った。

店内には、初期ラストアイドルの衣装や、グループが誕生したテレビ朝日系「ラストアイドル」の番組セットも一部使われている。特にエレベーター前のフロアは、番組のステージの床面が使われており、石川夏海(22)は「みんなの涙が落ちてますよ。サーッて動くと、『ここで踊ったなぁ』っていう気持ちになります」と振り返っていた。

3月3日までの開催で、メンバーがサプライズ登場する可能性を聞かれた長月は「あるかもしれませんよ~」とほのめかしていた。