昨年のM-1で優勝した、お笑いコンビ霜降り明星が5日、東京・銀座のBENOA銀座店で「ジ・エムプティステージ2019ウインター」に出演した。

吉本興業の芸人がスタンダップワンマントークショーや、観客から「お題」をもらって即興コントを披露する。

昼の部に出演した粗品(26)は「始まる前は、どうなるかと思っていたけど楽しかった。用意していた話にどうつなげようとか考えていたけど、結局は話す気がなかったヨネスケさんのサインを飲食店で見つけた話をしちゃいました」。夜の出番を控え、相方の粗品(26)のステージをモニターで見た、せいや(26)は「準備をすることができないから、気軽な気持ちで行きます」と話した。

2人は、先月31日にインフルエンザと診断され、今月6日に仕事復帰した。せいやは「急に体調崩して、変なせきが出るので病院へ行ったらインフルと診断された。粗品が『僕がピンで行きます』と言ってくれて、相方は頼もしいなと思っていたら、その1時間後にインフルと診断されていた」。粗品は「東京のホテルに2人で1週間近く“入院”させられてました」。それを聞いた、即興コントに出演したロバート山本博(40)が「夜中に電話がかかってきて、ピンチヒッターでポケモン好きの仕事に生かされた」と明かすと、2人はビックリした顔で「どうもすみませんでした。ありがとうございました」と頭を下げた。

また、せいやはM-1王者になって変わったことについて「夢がかないました。一昨日、中学生の頃から憧れていたアグネス・チャンさんと共演できました。まさか、アグネスの握ったおにぎりを食べられるとは。これからも会いたい人の名前を言っていく。ゴダイゴさんとか」と話した。

他にガリットチュウ熊谷岳大、ギンナナ菊地健一が出席した。