女優安藤サクラ(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の20日に放送された第118話の平均視聴率が21・1%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、「まんぷくラーメン」の売り上げを伸ばすために福子(安藤サクラ)はテレビのCMで宣伝することをひらめく。何とかお金を工面してCMを流すことが決定する。費用を抑えるため、大学で映画愛好会に入っていた神部(瀬戸康史)がCM内容を考えることになる。神部は3本のCMを考え、福子や萬平(長谷川博己)らの前で披露する。その中で、主婦がまんぷくラーメンを作って、子どもが喜んで食べるという内容のものが採用される。そして主婦役を福子が務めることになる。撮影が始まり、福子は緊張しながらも必死にこなす。子ども役の源と幸も素晴らしい笑顔を見せる。