2020年東京五輪のゴルフ会場となる霞ヶ関CC(埼玉・川越市)で25日、一部のホールが報道陣に公開された。

 強化委員などで五輪に携わる倉本昌弘(63)、小林浩美(56)、中嶋常幸(64=静ヒルズCC)が10、11、18番の3ホールをプレー。倉本は「グリーンが大きくなって乗りやすくなったが、乗ったら最悪というところもある」と、2グリーンから1グリーンに改修されたコースの特徴を解説した。

 以前より約400ヤード延長され、総距離は7466ヤード(パー71)。コース関係者によれば一昨年、練習ラウンドに訪れた松山英樹(27=LEXUS)が「米ツアーの会場と同じか、それ以上に距離がある」と感想を漏らしたという。

 毎年8月の「日本ジュニア」を、今年は東京五輪に向けたテスト大会として開催。電光掲示板や弾道測定器などの五輪仕様の機器も導入され、本番さながらの雰囲気になりそうだ。