関根勤(65)関根麻里(34)親子が1日、都内でイベント「朝日新聞Reライフフェスティバル」に出席し「笑顔で子育て」と題したトークショーを行った。

勤は「頭ごなしに否定するのではなく、年代に応じてやるべきことがあることをしっかり説明してきた」と関根流子育てを紹介した。麻里が中学時代に「茶髪にしたい」「ピアスをしたい」と言い出したことを例に上げ、「今は、勉強で脳のあらゆる分野を鍛える時期」と説明し「茶髪については夏休みの期間だけとか、ピアスは体の構造から解説した。その上で、今はダメだけど、高校を卒業したらやっていいよと話していた」と明かした。

勤は「世の中で一番やってはいけないのは、母親が『お父さんのようになってはダメ』と言うこと。あとは母親の小さな報告の積み重ねが重要なんです」と経験を話した。麻里は「そういえば、母から父の悪口は聞いたことがないです」と言い、勤は「妻は、僕の悪いところを麻里が自分から気付くまで言わなかった。感謝しています」と話した。

孫を溺愛する父について麻里は「心理学者に相談したら、観察眼を養えるからいいと言われました」と笑いながら話したが、「プレゼントだけは与えすぎないでほしいですね」とくぎを刺すのも忘れなかった。