斎藤工(37)が12日、都内で開かれた「第60期日本映画ペンクラブ賞」で特別奨励賞を受賞し授賞式に登壇した。

斎藤は、俳優として活動する傍ら、14年から移動映画プロジェクト「cinema bird」「ワールド・シアター・プロジェクト」などの映画啓発活動にかかわり、昨年は「blank13」で長編作品監督デビューを果たすなど幅広い活動が評価された。

斎藤は「ただの映画少年です」と謙遜したが「さまざまな方法で映画と向き合おうとして、片思いだったのが少し映画が振り返ってくれたと思います」と喜びを語った。そして、「俳優は英語でアクターなんですが、行動する人という意味です。これからも僕は、論ずるよりも具体的に行動して映画の可能性に自分なりに関わっていけたらと思います」と誓った。

なお、日本映画ペンクラブ賞は独立行政法人 国立美術館・映画専門機関「国立映画アーカイブ」が受賞した。