ウエンツ瑛士(30)小池徹平(29)のデュオ「WaT(ワット)」が6日、解散することを発表した。

 この日、10周年記念公演を都内で開催。昼公演の本編最後に、ウエンツが「来年アルバムリリースをもって、WaTは解散となります」と切り出すと、1800人から大きな悲鳴が起きた。ウエンツは下を向き、涙で言葉を詰まらせた。今年2月に5年ぶりの活動再開を発表。この日は8年ぶりの単独公演だった。

 2人の間で解散話が浮上したのは11月上旬。その時点では理由はお互い話さず、言葉だけで解散を確認し合ったという。解散理由について、ウエンツは「1+1が10になればいいと思ってきた。でも、いつまでも僕たちが1と1じゃいけない。成長しないと」。小池は「個々の仕事が増えて、自分が貫きたい道が見えてきた」と説明した。

 小池は「おのおのの決断を見守ってください」。ウエンツは再び涙ぐみながら「10年というタイミングで解散の決断をして、ファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。応援してくれ方々に全力でお返ししていきたい」とファンに呼び掛けた。

 来年2月10日にベストアルバム「卒業BEST」を発売。翌11日に都内で行う握手会をもって解散予定。