【フロリダ州ポンテベドラビーチ15日(日本時間16日)発】ゴルフの米男子ツアー「プレーヤーズ選手権」(TPCソーグラス=パー72)2日目、53位から出た松山英樹(27=LEXUS)は2バーディー、1ダブルボギーの72と伸ばせなかったが、通算1アンダーの67位で辛うじて予選を通過した。

 この日は1番から前半の9ホールをすべてパーで上がる我慢のゴルフ。折り返しの10番パー4でティーショットを左に曲げてダボとしたが、16番でバーディーを奪うと、浮き島グリーンの名物ホール17番パー3でもバーディー。最終18番をパーで終えた時は、70位以内の予選通過圏外だった。

 ホールアウト後、松山は「ショットが全然うまくいかない。悪くない感じながらも結果がついてこない。ただグリーン上はいろいろやって、長いパットも入るようになってきたので、次に向けて調整したい」と予選落ちも覚悟していたが、後続もスコアを伸ばせずに何とか踏みとどまった。

 首位は通算12アンダーでトミー・フリートウッド(28)とローリー・マキロイ(29=ともに英国)が並走。小平智(29=Admiral)は通算6オーバーで予選落ち。タイガー・ウッズ(43=米国)は16番まで5つのバーディーを奪ったが、17番で2度も池に入れて「7」をたたき、通算3アンダーの39位とした。