ロックバンド「Janne Da Arc(ジャンヌダルク)」は1日、公式ホームページでベースka-yuの脱退と所属事務所の退所、およびグループを解散することを発表した。

同バンドは現在、メンバーのyasuが治療のため活動休止中だったが、ka-yuからの脱退の意向を受けてメンバー間やスタッフで話し合った結果、解散を決めたという。

またka-yuの脱退を巡っては、昨年9月に、弁護士事務所から所属事務所にka-yu宛の内容証明郵便が送られてきたといい「そこに記載されている事柄が、もしも全て事実であるなら、社会的正義から著しく反する行為であるゆえ、弊社としましては、事実関係が曖昧なままの状態で、ka-yuに関するプロジェクトを遂行していくことは差し控えるべきである、という判断をさせていただきました」とトラブルが原因であることを明かした。

内容については、今後裁判で係争していくことから公表は控えたが、結論を出すまでに長期に及ぶ時間がかかり、さらに「争いに至るまでのka-yuの行為にもいささかモラルに反する部分が見受けられた」という。

本人とも話し合いを重ねたといい、最終的にka-yuが脱退と退所を決断したという。発表では「言い尽くせない程の悔恨と遺憾な思いがありますが、20年以上もの間、苦楽を共にした仲間として、裁判等の公正な判断のもとka-yuが自らの身の潔白を完全に証明することを、そして彼の選んだ人生が彼にとって悔いのないものになることを心から望んでいます」とした。

またka-yuは、「今までありがとう」と一言コメントした。