ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「モーニング娘。’19」の石田亜佑美(22)の「ひなフェス 2019 プレミアム」終演直後インタビュー“解禁”第3回は、道重さゆみ(29)と新垣里沙(30)について。石田にとって道重は「モーニング娘。’14」時代のリーダー、新垣はモー娘に加入した時のリーダーと、どちらも忘れられない存在。石田がそれぞれのリーダーを通して見た「モーニング娘。」とは。

 ――ひなフェスでは“道重降臨”もあった。

 石田:私たちの中でも(道重が在籍時代最後の)「モーニング娘。’14」は特別な感情があるんですよ。あの「家族」みたいな感じ。「みんなで道重さんを送り出そう」という感じですね。これまでは道重さんと現役メンバー全員が一緒になることはあったんですが、今回は(’14時代に在籍していた)9期、10期、11期と道重さんが一瞬、輪になる瞬間があって。そんな中で「なんで9期、10期が揃っていないの、なんでなんだよ(鈴木香音、飯窪春菜、工藤遥が卒業で不在)」って悔しくもなったんですが、’14のあの特別感をあの一瞬で味わえた。リハで何回もやっているんですが、本番の時も、泣きそうになっちゃいました。

 ――’14時代には、ニューヨーク公演も

 石田:そうなんですよ~。まさにあの時の感情がよみがえってきたというか…。あの一瞬で、そんなに振り返ることができる’14ってすごいなって思っちゃいました。あ、こうやってお話ししている今でも泣けてきちゃうかも…。これが「モーニング娘。」の楽しいところだなって思いますね。

 ――積み重ねてきた歴史がある

 石田:あの’14という年号があるからこそ、振り返ることもあるし、本当にすごいな~と思います。

 ――新垣さんもパフォーマンスした

 石田:新垣さんは3人(新垣、道重、鞘師)でMCされてた時の、見守る姿勢、保護者に徹していたところが面白くて。新垣さんは私たち10期が加入した時のリーダーで「あの感じ、新垣さんだなあ」と思ってました。

 ――ステージ上でのあおりも「オラオラ系」でかっこよかった

 石田:あれぞ、まさに新垣さんなんですよ。そんな新垣さんとステージ上でパフォーマンスしたのが後輩たち。それがなんか、刺激というのかな、私たちから見ると「(しっかりと)やってんじゃん」という感じ。ちょっと「燃える」ものがあるというか、かっこよくできるじゃんって。「新垣さんwith後輩」じゃなくて、しっかりパフォーマンスできていたのがうれしかったです。緊張している様子もなかったし、できてるじゃんと。

 ――一方、後輩たちは石田さんたちのパフォーマンスをどう見た

 石田:あとで聞いたら「音楽が聞こえないぐらいの悲鳴で、すごく盛り上がってました!」と。あとは「私たちもステージ横で泣いてました」と(笑い)。ハロメンがほとんど泣いていたらしいです。うふふふふ…。(つづく)