平成を駆け抜けた「マリコ」がテレビ朝日系の木曜ミステリードラマ「科捜研の女」(18日スタート、午後8時)の制作発表で、重責を担う覚悟と意気込みを語った。主演の沢口靖子(53)が8日、都内の同局で会見に応じ、「科学と人間を緻密に描いた『科捜研の女』が今年20周年を迎えました。現場のムードはとても高揚しています」と、誇らしい表情で話した。

ドラマは99年10月にスタート。今年20周年を迎えた。毎年のように放送され、平均視聴率はシーズン3以降、常に2桁キープする人気の長寿ドラマとなった。

◆「科捜研の女」 1999年(平11)10月にスタート。沢口演じる京都府警の科学捜査研究所の女性捜査官が、犯罪捜査で数々の難事件を解決していく1話完結型のミステリードラマ。翌00年のシーズン2から内藤剛志が加わった。これまでにほぼ毎年1回のペースで放送され、4月スタートのシーズン19を前に200話を超える回数を誇る。沢口は99年の初回放送前の制作発表で「専門用語が多いので、それを早口でしゃべるのが難しい」と話していたが、この20年間、難解な専門用語を独学で勉強を続けセリフを理解する努力を積み重ねた。