渡部豪太(33)が主演舞台「ゴドーを待ちながら」(6月12日初日、KAAT神奈川芸術劇場)でホームレス役に初挑戦することが10日、分かった。

作品はサミュエル・ベケットの戯曲で、2人のホームレスが、会ったこともないゴドーという人物を待ち続ける姿を通じ、人間とは、世界とは何かを問う物語。髪が天然パーマの渡部は「今回私が演じるのはエストラゴンというホームレス役。膨大なセリフ量をかむことなく務めることと、ヘアスタイルは手を入れずにそのまま演じようと思っております(笑い)」。

さらに「待つことがテーマの今回の不条理劇。楽しく演じようと思ってます。一緒にゴドーを待ちましょう」と続けた。