元大阪市長の橋下徹氏(49)が17日、ツイッターを更新し、「戦争発言」で物議を醸した丸山穂高衆院議員(35)に言及した。

 丸山議員は北方領土の国後島について、泥酔状態で関係者に「(ロシアと)戦争しないと、この島は取り返せないのでは」と発言。日本維新の会を除名になった。

 一方、野党からは議員辞職も迫られているが、16日、ツイッターで「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」「可決されようがされまいが任期を全うする」などと、真っ向から反撃することを示唆した。

 橋下氏は「丸山穂高氏は上西小百合氏と全く同タイプ。このような国会議員を誕生させたのは僕の責任」とかつての長として責任を痛感。

 一方で「維新が辞職を促すのは当然だが、国会の辞職決議はいかがなものか。辞職の基準がない。弁護会の懲戒基準と同じく法の支配にかなわない。選挙で落選させて現実を認識させた方がいい」とつづった。