中森明菜の「DESIRE」など、懐かしい名曲を、原曲の歌メロを崩さずにヘビーメタルにアレンジした実力派バンド「NATSUMETAL」が6月2日、東京・新宿のライブハウスで初ライブを行う。

 数々の実力派バンドでの活動を経てソロ転身した ボーカルIBUKIが「好きな懐メロを究極の趣味として、玄人のガチな遊びをやりたい」と、ギター小林信一とキーボードReanne(リアン)に相談したことが発端で、ベーシストの寺沢リョータ、ドラマーの實成峻を誘ってバンドに発展した。

“地獄のギター教則本”シリーズの著者で7弦ギタリストの小林は、実力派ヘビーメタルバンド「地獄カルテット」のメンバーとして、AKB48、モーニング娘。、水戸黄門、森のクマさんをヘビメタアレンジしたことでも知られる。

 小林は「アレンジが勝負だと思ってます。メタル的においしい要素を原曲壊さずに、どこまで堂々とブチ込めるかという編曲の挑戦と思って命懸けでアレンジしてます」と話している。