5月22日に前立腺がんの手術を受けた演出家・宮本亜門氏(61)が1日、自身のツイッターで退院したことを報告した。

 まず「退院しました」と明かすと「お陰さまで僕の人生で最も貴重な時間を過ごさせて頂きました。がむしゃらに生きてきた僕は、改めて61歳の肉体の事、死が身近にある事を知りました」と告白。続けて「だからこそ、もっと体を張ってチャレンジし、この命を存分に謳歌しようと決意しました」とつづった。

 さらに「ここまで来れたのは皆さんのお陰です。さらに生きることの素晴らしさを存分に分かち合いたいです」と感謝の気持ちを記すと「実は昨日もオペラ『蝶々夫人』の打ち合わせを高田賢三さんと病室でしていたぐらいなので、通常モードどころか好調にスタートしています」と明かした。

 最後は「僕は復活しました。亜門の第3幕をご期待ください」と力強い言葉で結んだ。