雄星、次回登板回避決定「有意義な時間にしたい」

 「マリナーズ-エンゼルス」(1日、シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が次回予定されていた4日(日本時間5日)のアストロズ戦の登板を回避することが決まった。試合前にサービス監督が発表した。

 口を真一文字に結んだ表情に悔しさがにじんだ。指揮官の発表を受け、キャッチボール後に取材に応じた菊池は「いろんな面を考慮してもらってということで、はい」と説明。5月30日のエンゼルス戦で四回途中6失点KOで3敗目を喫し、その翌日にサービス監督と話し合った。「ここ2試合の出来だったり、疲れだったりだとか、考慮してくれての判断だと思うので、もちろん早く投げてチームに貢献したいという気持ちは当然ありますけど、次の試合に向けてコンディションをしっかり整えて、復帰した試合ではいいピッチングができるようにそういう準備をしていきたい」と語った。

 菊池によると、4日の登板は1イニングを投げるショートスタートの予定だったという。「完全に投げない、間を空けてということでね、しっかりとバランスというか、ボール自体もここ2試合は納得いくものではなかったので、有意義な時間にしたいなというふうに思います」と話した。

 次回登板日は未定。監督室の先発予定表は8日のエンゼルス戦まで他の投手の名前で埋まっており、サービス監督は「再充電だね。登板日をスライドすることになるかもしれないし、多くの左投手がいるので今後についてはこれから決めていきたい」と話すにとどめた。

 メジャー1年目の菊池はここまで13試合に先発し、3勝3敗、防御率4・43。4月最後の登板となったレンジャーズ戦で疲労軽減のための措置としてショートスタートで1回9球を投げた後、5月3日のインディアンス戦から4試合連続でクオリティースタート(6回以上、3自責以下)をマークした。しかし、直近2試合は精彩を欠き、計11失点を喫した。

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