東京スポーツ新聞社制定「2018年度プロレス大賞」で女子プロレス大賞を受賞した「アイスリボン」の藤本つかさ(35)が2日、野球のBCリーグ、武蔵―栃木(県営大宮)で始球式を行った。

 武蔵とアイスリボンが同じ埼玉を本拠地にすることから実現したもので、藤本が赤のコスチューム姿で登場するとスタンドから歓声が送られた。一度は捕手のサインに首を振り、右腕から投じた球はストライクゾーンを外れるワンバウンドだった。

 トレーニングの合間を見つけて投球練習を積み、女優・石原さとみ(32)の始球式を動画で見て研究した成果が出せず「ガラにもなく緊張してしまって…パシーンとボールがいかなかったのが悔しかったです。リングと全然違って、野球場は広かった。レスラーとしての目標は始球式でパシっと球がいくことです。リベンジしたい」と話した。

 プライベートで観戦に訪れるほどの野球好きで「これを機にアイスリボンで野球チームを作りたいですね。プロレスの試合とコラボできたら」と今後の目標を語った。