大谷、雄星から6号アーチ メジャー初対決、第3打席で左中間へ

4回、マリナーズ・菊池(18)から3者連続となる6号本塁打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-マリナーズ」(8日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)がマリナーズ戦に「3番・指名打者」で出場。同じ岩手県出身で母校・花巻東高の先輩でもあるマリナーズ・菊池雄星投手(27)とメジャーで初対戦し、第3打席は大谷が本塁打を放った。

 3度目の対決は四回。無死からラステラ、トラウトが連続アーチ。大谷は初球のスライダーをたたくと、打球は左中間への大飛球。最後は左翼手がフェンス手前でジャンプしたが、そのままスタンドイン。三者連続アーチとなる6号ソロを放った。

 第1打席は初回、2死無走者で対戦。3球目の外へのスライダーで、菊池としてはうまく引っかけさせたものの、打球は一、二塁間に飛んだ。深いところで二塁手が追いつき、一塁へ送球したものの、大谷が先に一塁ベースを駆け抜け、ラッキーな内野安打となった。

 2度目の対戦は二回1死一、二塁の場面。菊池の投じた初球のカーブが内角にやや抜けたものの、大谷は窮屈なバッティングとなり、一塁正面へのゴロとなった。

 続くプホルス、スミスに連打が出て、大谷が先制のホームを踏んだ。さらには、相手のミスも誘って初回に3点を先制した。

 大谷はここまで26試合に出場し、打率・240、5本塁打、20打点。前日7日の試合は徹底した外角攻めで4打数無安打、4試合ぶりのノーヒットだった。

 マリナーズの菊池は9日ぶりのマウンド。5月30日のエンゼルス戦で2試合連続となる4回途中KOを喫した後、予定されていた4日のアストロズ戦の登板を回避していた。ここまで13試合に先発し、3勝3敗、防御率4・43。

 エンゼルス戦は今季2試合に投げており、4月20日は5回10安打4失点でメジャー初勝利を挙げ、5月30日は3回1/3、10安打6失点で3敗目を喫した。

 2人は日本時代に2度対戦しており、大谷のルーキーイヤーだった13年3月30日は2打席連続空振り三振。2度目の対決となった17年3月31日は空振り三振、右二塁打、右前打。通算成績は5打数2安打3三振だった。

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