吉本新喜劇のすっちー(47)、吉田裕(40)、映画監督としても活躍するお笑いコンビ「品川庄司」の品川ヒロシ(47)、タレントの西川きよし(72)らが12日、大阪市内で行われた、吉本興業と北海道下川町とのSDGs推進における包括連携協定プロジェクトの概要発表会見に登場した。

 同プロジェクトは、SDGs推進が縁となり、吉本興業が下川町の魅力を発信していこうという取り組み。新喜劇メンバーと町民でつくる「しもかわ森喜劇」(10月12日)や品川監督による映画の撮影が予定されている。

 実際に下川町を訪れた吉田が「9割が山でした。すごい人が温かかった」と話すと、すっちーは「『どんなとこやった?』って聞いたら、『兄さん、何にもないですわ』っていうてました」と暴露し、吉田をたじたじにさせた。

 さらに、すっちーは「吉田君がメインになってやるって言われたんですけど、これは会社をちゃんと通してんの?」と、吉本興業を激震させている“闇営業”問題に絡めて毒ガス噴射。吉田らが「大丈夫です」と慌てて答えると、「それを聞いて安心しました」と話した。

 一方、品川が手がける映画は、30歳手前のがけっぷち地下アイドルグループのメンバーが、東京で挫折し、下川町に戻ってくるというストーリー。

 先日結婚したお笑いコンビ「南海キャンディーズ」山里亮太(42)と女優・蒼井優(33)のキャスティングの可能性について聞かれると「まずはおめでとうございます」と祝福。続けて、「蒼井優さんはハードル高いです。山里もレギュラー十数本抱えているので、下川町に連れて行くとなると、僕くらいスケジュールに余裕がないと難しいかな」と語った。