レスリングの全日本選抜選手権初日(13日、駒沢体育館)、女子76キロ級1次リーグA組で17歳の鏡優翔(JOCエリートアカデミー)が世界3位の皆川博恵(31=クリナップ)を破るなど2連勝で同組1位となり、14日の準決勝に進んだ。

 4月のアジア選手権(中国)では72キロ級で優勝。短期間で階級を上げたが堂々としたレスリングで第一人者を撃破した。金星にも冷静さを失わない17歳は「今日のことは忘れて絶対に優勝したい」と表情を引き締めていた。

 また、男子でフリー97キロ級準決勝では、新日本プロレスの永田裕志(51)が監督を務めるブシロードクラブの山口剛(30)が92キロ級で世界3位の松本篤史(31=警視庁)を下し決勝に進出した。