広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第11週「なつよ、アニメーターは君だ」を放送。6月15日の第66回では、なつ(広瀬さん)が試験に合格し、ついに東洋動画のアニメーターとなった。作画課では仲(井浦新さん)や井戸原(小手伸也さん)が若手のアニメーターを集め、次回作「わんぱく牛若丸」のキャラクターの募集をすると発表。挑戦することを決意したなつは帰宅後、キャラクターを思い浮かべ描く。そのとき、咲太郎(岡田将生さん)がなつの部屋に来て、信哉(工藤阿須加さん)がなつを訪ねてきていると声をかけてきて……。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第10週「なつよ、絵に命を与えよ」では、なつは、念願の東洋動画に入社し、仕上課でセル画に色を塗る仕事が与えられる。先輩の桃代(伊原六花さん)から手ほどきを受け作業を覚えていくが、緊張のあまりに手が震えてしまう。ある日、なつは仲から誘われ、憧れの作画課の部屋を訪れる。下山(川島明さん)たちとの再会を喜ぶ中、後輩を厳しく指導する女性アニメーターの麻子(貫地谷しほりさん)を見つけ、衝撃を受け……という展開だった。
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