お笑いコンビ「デニス」(植野行雄=37、松下宣夫=35)、「マテンロウ」(アントニー=29、大トニー=29)が14日、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催中の「東京おもちゃショー2019」(16日まで)内で「タカラトミーのイチオシおもちゃ紹介」を行った。

 4人はプログラミングや英語が学べる同社の「ポケモンパッド ピカッとアカデミー」(発売中)に挑戦したが、米国人の血を引くアントニーの英語の発音が悪く、機械が聞き取れないハプニングが発生。本名は堀田世紀アントニーで、実家がすし店なのに英語がしゃべれないとネタにしている通りの展開となった。

 続いて、地球儀とパッドが連動した「小学館の図鑑NEO Globe」では、植野が母国のブラジルの位置を間違えるボケをかまして笑いを誘った。

 さらに、4人は7月発売予定の「拳闘士ガチンコファイト」にも挑戦。30年前に流行したボクシングトイ「拳闘士」の進化版で、手の動きをセンサーが読み取ってフィギュアが動く。2人プレーだけでなく、コンピューターとの対戦もできる。

 植野とアントニーは「俺らがこうすると、ブラジル人と米国人ボクサーが、ビッグマッチするみたいな感じやな」とファイティングポーズを取っておどけた。

 さらに、それぞれ観客と対戦。どちらもあっけなく相手を倒したが、特にアントニーはプロボクサーだった父親譲りの迫力で、ワンパンチで相手を吹っ飛ばし、腕っぷしの強さを見せつけた。デニスは「家族で仲良く楽しめる。結構体力を使うのでいい運動になる」とアピールした。