来年1月スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の新たな出演者発表会見が17日、都内で行われた。

同作は、俳優長谷川博己(42)が主演し、明智光秀の謎めいた前半生を含めた生き様を描く作品。新たに発表された出演者は11人。また語りを市川海老蔵が担当することも発表された。

光秀の正室、煕子役を木村文乃(31)が演じる。長谷川とは13年日本テレビのドラマ「雲の階段」以来の共演で、前回に続く夫婦役となる。

木村は「長谷川さんとご一緒させていただくのは2度目。1度目も今回も、決してハッピーエンドというわけではないので、それまでの時間を…ご多忙のようすなので、役者としても役としてもそばにいて、支えることができたらなと思ってます」と良妻宣言。「お会いしたときの、穏やかで、物腰のやさしい印象は変わらないです。以上です、ふふふ」と笑った。

長谷川も「13年のドラマのときも、夫婦になりましたよね。離婚しましたけどね、役の中では。今回は円満な関係なので、うれしいです。木村さんはますます、女優としてのオーラが出てきて、今回ご一緒させていただけるのが楽しみです」と返した。

ほか、斎藤道三の側室、深芳野役を南果歩、道三の家臣、稲葉良通(一徹)役を村田雄浩、藤田伝吾役を徳重聡、今川義元役を片岡愛之助、織田信長の母、土田御前を檀れい、光秀の終生のライバル藤吉郎(豊臣秀吉)役を佐々木蔵之介、足利義昭役を滝藤賢一、三淵藤英役を谷原章介、細川藤孝役を真島秀和、松永久秀役を吉田鋼太郎が演じる。書家の中塚翠涛さんによる題字もお披露目された。

3月にはすでに、大河初出演となる沢尻エリカ(33)岡村隆史(48)高橋克典(54)らの出演者を発表している。