阪神の原口文仁捕手(27)が9日、「マイナビオールスターゲーム2019」(12日=東京ドーム、13日=甲子園)のプラスワン投票で選出された。原口の球宴出場は2016年以来2度目。

 1月に大腸がんの手術を受けながら、6月4日のロッテ戦で復帰を果たし、いきなり適時二塁打を放った原口。その後も代打の切り札として活躍中で「(今年の)オールスターに出場できるとはイメージすらしていなかった。本当にうれしい気持ちでいっぱい。トップレベルの選手が集まる場所で、最低3回は自分のスイングをしたい」と笑顔で語った。

 矢野監督も「オールスターは特別な場所。(第2戦が行われる)甲子園でホームランを狙っていけばいい。そういう姿を見ることで励まされる人もいる」と愛弟子にエールを送った。