西村和彦(49)が12日、東京・丸の内TOEI1で行われた映画「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」(金田治監督)初日舞台あいさつで、仮面ライダーのオーディションに落ちていた過去を明かした。

 西村は88年に「超獣戦隊ライブマン」でデビューしたが、前年に「仮面ライダーBLACK」の主人公・南光太郎役に落ちていた。現在、テレビ朝日系で放送中の「仮面ライダーゴースト」と、今回の映画に出演できたことで「その時のリベンジができた」と笑みを浮かべた。

 この映画は、仮面ライダーシリーズの前作「-ドライブ」のメンバーにとっては最後の映画となり、「-ゴースト」の主演西銘駿(17)から「-ドライブ」の主演竹内涼真(22)に花束が贈られた。西村は特撮ドラマの先輩として「今後、俳優としていろいろな役をやっていくと思う。(仮面ライダーを演じた)1年間を、払拭(ふっしょく)するような仕事をしないといけない。ライダーを見ていた子どもたちとともに、君たちも年齢を重ね、ライダーに出た後も頑張っている俳優になりたいと(視聴者に)思ってもらえるような俳優になってほしい。頑張って!!」とエールを送った。

 この日は映画のゲストとしてケンドーコバヤシ(43)とシソンヌも登壇した。