【英国・ポートラッシュ18日(日本時間19日)発】ゴルフの海外メジャー最終戦「全英オープン」(ロイヤルポートラッシュGC=パー71)初日、注目の松山英樹(27=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの71で回り、イーブンパーで終えた。

 今年が148回目、68年ぶりに北アイルランド開催となった最古のメジャーは激しい風雨の中で幕を開けた。

 降ったり止んだりの雨がグリーンのスピードに影響を与えたのか、序盤の松山はパッティングのタッチがなかなか合わせられない。

 1番パー4は1・5メートルのパーパットが決まらず、3パットのボギー発進。2打目をグリーンサイドまで運んだ2番パー5で取り返したものの、4、6番はいずれもバーディーチャンスから3パット。スタートから8ホール続けてパーオンを果たしながら、前半を2オーバーで折り返した。

 苦しい出だしとなった松山だが、このままズルズルと崩れなかった。強い雨の中でのプレーとなった10番パー4で6メートルを沈めてバーディーを奪うと、その後はきっちりパーをセーブ。最終18番パー4では1打目、2打目と理想的なショットで3メートルのチャンスを作ると、これを真ん中から沈めてイーブンパーにスコアを戻した。