お笑いタレントのガダルカナル・タカ(62)が26日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。闇営業問題に端を発した吉本興業に言及した。

 6000人の芸人を契約書なしで抱える吉本興業は、公正取引委員会の有識者会議で「問題がある」と指摘されたことで、希望する芸人と書面で契約する方針を打ち出した。「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)、同社の岡本昭彦社長(52)は会見で「家族」「ファミリー」というキーワードを強調したが、官民のプロジェクトにも携わるほど巨大化した吉本が“ファミリー路線”を継続していくことができるのか。

 タカは「事務所によっていろいろ違う部分がある。吉本みたいに大きいところになると、隅々まで安定させるなんて不可能ですよ」と指摘。“殿”ことビートたけし(72)が率いた「たけし軍団」を例にして「僕らは小さい事務所で、最初からたけしさんが『こいつらに絶対、生活できるだけの金を払え』って言ってくれたから、みんな何も心配せずに打ち込めたけど、それは軍団という小さいファミリーでできたことであって、吉本では難しいだろうな。大きくなればなるほど、大変だと思いますよ」と述べた。

 また、26日発売の「フライデー」報道で、宮迫の“ギャラ飲み疑惑”が再燃。吉本は、宮迫の「絶対に受け取っていない。2,000%受け取ってない」の主張を信じつつも、「万が一、報道が事実だった場合」には、同社・岡本昭彦社長(52)が22日の会見で発表した「宮迫への処分撤回を再検討せざるを得ない」と発表した。

 タカは「さすがに、あの会見を見た感じと、この状況で本人が『2000%ありません』と言っているんだから、そこは信じてあげてほしいです。2万%と言ったら、前にもありましたけど、ちょっとウソっぽいところがありますけど、2000%ですから」と力を込めた。